2008年10月25日

「サマータイム」研究(1)

 〜NHKジャズピアノ講座(9−1)〜

 「サマータイム」を研究します。

放送<9回目>は、5月28日(水曜日)ですが、
   今のうちからじっくり研究しておいて、
      最終回を充実した気持ちで過ごしましょう。

「枯葉」に関する話は終っていませんが、
           まだ続きますので安心して下さい。

今回は、「サマータイム」の
     <ミスプリ>と<注意点>を書いておきます。

「国府弘子の今日からあなたもジャズピアニスト」
NHK趣味悠々テキスト(CD付き)税込1,260円

テキストの88ページを開いて下さい。
     <譜例9−1>「サマータイム」です。

まず、完全な<ミスプリ>から。

91ページ上段2小節目「E♭m7(♭5)」を
              「Em7(♭5)」に直して下さい。

「E♭」の「♭」を消して「E」にすればいいのです。
                 (♭5)は、そのままですよ。

次は、このままでもいいけれど、やはり変?

88ページ下段2小節目「Dm」から
 次(89)ページ上段の5小節目までの「Dm」を
         すべて「Dm7」にする。(「7」を加える)。

左手コードに「ド」が入っていますよね。
  それに、この(89)ページ上から3段目からは、
            すべて「Dm7」になっているでしょう。

ですから「Dm」だけでもいいのですが、
     同じ押さえ方なのに、ある時は「Dm」
            別の小節は「Dm7」では…?

そうすると、88ページ最初の小節「Dm」も「ド」がある。
        2段目5小節目も同じですね。

ただし、この曲(アレンジ)のキーは何か?
                 わかっていますか?

   キーは「Dm」です。

マイナーキーの「トニック」(Tm)は?

    「枯葉」の時に学びましたよね。

「Tm」と書いてあっても「Tm6」を弾く。
     この曲なら「Dm=Dm6」です。

それから「原曲」のコード進行を知っていますか?

最初の小節は|Dm A7|の繰り返しが原曲です。

つまり、このアレンジ譜は|Dm A7|の原曲を
         |Dm7 G7|に変えてあるのです。

これは決して「間違い」ではありませんよ。
 
マイナーキーでトニック(Tm)が続く時、
       ジャズではよく使う技法で、私も使います。

この場合、次に「G7」が来ますので「Dm7」にします。
「Dm6」では同じコード(響き)になってしまいますから。

さて、ここで私が言いたいことは、
     原曲は「どうなっていて」、アレンジ譜では、
        「どこを変えているのか」理解して弾くこと。

例えば、88ページ下から2段目最後の小節のメロディー
「♭ラ」は、原曲では「ラ」(♭なし)です。

そこで、ブルーノートを応用して
    ジャズっぽくなるように「♭5」にしたのです。

そのようなことを、わかって弾けばいいのです。

そうすれば、今日は歌の伴奏だから
    原曲のメロディーを忠実に弾こうなどと、
        その時によって使い分けられますよね。

そういう意味で、このアレンジ譜を見ていくと、
      まだまだいろいろな点で勉強になりますよ。

あなたも原曲の楽譜と比べて勉強して下さい。

「どこを変えているのだろう?」
「何か不都合、問題はないか?」

「サマータイム」に関する私の話は、
         まだまだ何回も続きます。


posted by テル先生 at 19:00| Comment(0) | 第9回 「サマータイム」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「サマータイム」研究(2)

 〜NHKジャズピアノ講座(9−2)〜

 「あっと驚く、どんでん返し」の巻。
     
「国府弘子の今日からあなたもジャズピアニスト」
NHK趣味悠々テキスト(CD付き)税込1,260円

テキストの90ページを開いて下さい。
    <譜例9−1>「サマータイム」の途中です。

下から2段目、最初の小節。
[4](まずはメロディーフェイク)と書いてあります。

この2小節前からリズムが
           スイング(4ビート)になります。

そして、92ページの上段4小節目まで続きます。

この間にある「Dm7」をすべて「Dm」に変えましょう。

「Dm7」を使う時もありますが、まずは、
        あなたに基本を覚えてほしいからです。

「枯葉」の時に話しましたね。

マイナーキーのトニックは、「Tm」が基本。
                この曲では「Dm」です。
      
        そして、

「Dm」と書いてあっても「Dm6」と解釈する。

      ここまで学びました。

そこで、あなたは、
「じゃあ、レ、ファ、ラ、シを弾けばいいのか」と思う。

残念でした。

「Dm6」=「レ、ファ、ラ、シ」は、あくまでも基本コード。

 例えば、

「Dm7」=「レ、ファ、ラ、ド」が基本コードですが、
       ジャズ・ピアニストは、そうは弾きません。

90ページ下から2段目、最初の「Dm7」。
      「ファ、ド、ミ」になっていますね。
            「♭3、♭7、9」です。

では、「Dm6」にするには…?

「ファ、シ、ミ」(♭3、6、9)と弾きます。
    (「シ」はナチュラル)

弥勒菩薩様ですね。(ミロク=♭3、6、9)。

「A列車で行こう」の時に学んだ「C」のコードは、
    「C」=「ド、ミ、ソ」ではなく
          「ミ、ラ、レ」(3、6、9)でした。
  これは、メジャー、陰陽の陽、男性的なミロク。

「♭3、6、9」は、
      マイナー、陰陽の陰、女性的なミロク。

           ☆

91ページ上段、1小節目のベースを見て下さい。

「レ、ド、シ、ファ」(ベースライン)です。

ここのコードは「Dm7」が印刷されていますよね。

「このベースラインでいいのでしょうか?」
  「シ」の音は、どのように説明するのでしょう?

「Dm7」のコードトーンは、「レ、ファ、ラ、ド」。
「シ」はありませんから、独立して使えません。
経過的にしか使えなくて、跳躍は出来ません。

91ページ下段3小節目のベースライン。
「レ、ド、♭シ、ラ」→「ソ」へ〜。

このように経過的に使うならいいのです。

キーDmの調号は「♭」が1つ付いていますから、
この例の「シ」は当然「♭シ」です。

ところが、問題のベースラインは、
       わざわざ「ナチュラル」を付けている。
          
「なぜ、付けたのでしょ?」

「わかりますか?」

このままでは、この音「シ」は、ミストーンです。
  このベースラインは、「完全な間違い」です。
   「Dm7」のベースラインではありません。

「さて、あなたは、もう気付いているでしょうか?」

実は、このベースラインの方が正しいことを…?

「どういうことか?」

コードを「Dm7」ではなく「Dm6」で考えて下さい。
「レ、ファ、ラ、シ」で「シ」はコードトーンです。

コードトーンなら分散和音的に跳躍して使える。
「シ→ファ」(6→♭3)と跳んでもいい。

つまり、このベースラインは
          「Dm6」のラインだったのです。

           ☆

さらに、詳しく説明すれば、このベースラインの
    2小節にコード進行を付けると、

|Dm Bm7(♭5)|Em7(♭5) A7 |
|レ、ド、 シ、ファ | ミ、♭シ、 ラ、♯ド|

これは、マイナーキーの典型的なコードパターンで、
              応用範囲が広いです。

「Dm6」(レ、ファ、ラ、シ)の第3転回型は
    「Bm7(♭5)」(シ、レ、ファ、ラ)になり、
       まったく同じ構成音です。

ピアニストが「Dm6」を弾いているつもりでも、
    ベーシストが「シ、ファ」と弾いた時点で
     「Bm7(♭5)」になってしまうのですね。

このアレンジをした人は「Dm7」と書いておきながら
   本能的には「Dm6」を感じ取っているからこそ
         このベースラインを書いてしまった。

きっと、自分の頭の中では、わかっているのですよね?

とにかくマイナーのトニックは「Tm」が基本ということ、
    この実例からも、はっきりと証明されたでしょう!
posted by テル先生 at 17:00| Comment(0) | 第9回 「サマータイム」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「サマータイム」研究(3)

 〜NHKジャズピアノ講座(9−3)〜

  「ジャズ理論クイズに挑戦」の巻。
  (モード奏法の基本が学べるぞ!)
     
「国府弘子の今日からあなたもジャズピアニスト」
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テキストの94ページを開いて下さい。
<譜例9−1>「サマータイム」最後のページです。

上段の1小節目を見て下さい。

「Dmのスケールのままで押しとおすのもアリ」
と書いてありますね。

コード進行が
  |Dm C|B♭ A7|で、
        4つのコードを繰り返す。

その間、1つのスケール
「レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド」を弾いていればいい
という説明です。

しかし、これは「間違い」です。

いえ、これはヒロコ先生が巧妙に仕掛けたワナ。
あなたをジャズ理論クイズに導くための仕掛け!

このまま信じたらいけません。
  あなたの理解度を試されているのです。
    実に巧妙!こんな出題方法は奇想天外。

ほとんどの人が騙されてしまう。
  いや、魔法に掛けられてしまう。

もし私が見破らなければ、
   あなたはこのまま信じて
      魔法に掛けられていたことでしょう。

では、ヒロコ流ジャズ理論クイズの幕開けです。

         ☆

「あなたは気付いたかしら?私のワナを…」

このコード進行を繰り返して、
   このスケール1つで押し通した時に、
      1つだけ合わない音を、
           ワザと入れておいたのよ。

<問題 1>
「合わない音は、どれかしら?」

<問題 2>
「何の音に変えればいいの?」

<問題 3>
「新たに変えたスケールの名前は?」

<問題 4>
「最初に書いてあったスケールの名前は?」

<問題 5>
「もし、最初のスケールで押し通すなら、
       コード進行をどうすればいい?」

<ヒント>
「このアレンジ前半で多用した2つのコード」

「その2つのコードを繰り返して
 このスケールで弾きまくればピッタリ合うのよ」

「モード奏法の基本っていうわけね」

「じゃあ、来週(5月28日)の放送、
      いよいよ最終回だから絶対見てね!」

           ☆

ヒロコ先生、あなたはスゴイお方です。
どうして、こんな課題の出し方がひらめくのでしょう?

「天然の天才…?」

私では絶対に気付かない発想です。
    勉強になりました。ありがとうございました。
posted by テル先生 at 15:00| Comment(0) | 第9回 「サマータイム」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「サマータイム」研究(4)

 〜NHKジャズピアノ講座(9−4)〜

 ♪「トニックコード」の時は…の巻

「国府弘子の今日からあなたもジャズピアニスト」
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テキストの88ページを開いて下さい。
<譜例9−1>「サマータイム」のページです。

下から2段目、4小節目を見て下さい。
    
    メロディーが
「ドー、ラド、レー、ファー」の小節。

コードは「FM7」と「B♭M7」ですね。
    「M7」とは書いていませんが、
          左手に入っています。

 今回の話は<ここが重要!>です。

この小節は「キーDm」の曲で
    同じ調号の長調「キーF」に
           一時的に転調しています。

つまり、この2つのコードは
「FM7」(T)=「トニック」
「B♭M7」(W)=「サブドミナント」
   ですので「M7」のコードになります。
      (「6」でもいい)

これが、まずあなたが最初に覚える基本です。

では、次に右側のページを見て下さい。
    89ページ下から2段目1小節目です。

ここは「F7」「B♭7」になっていますね。

ジャズではトニックでも
  「♭7」にすることがあります。
    これは決して間違いではありません。

ブルースの時なども当然そうします。

しかし、この曲の、この部分では、
   まず「M7」を充分に練習しましょう。

<左手コード>の押さえ方は、

「FM7」=「ファ、ラ、ド、ミ」

「B♭M7」=「ファ、ラ、♭シ、レ」

これ以後の同じ小節も同じように弾いて下さい。

90ページ上から3段目の1小節目。

91ページ上から2段目の1小節目。

92ページ上段の1小節目。

充分に慣れて来たら「B♭M7」だけは
         「B♭7」に変えてもいいです。

特に92ページの場合は、フレーズに合いますね。

しかし、トニック「FM7」を「♭7」にするのは
     かなり勉強が進んだ人のみにしましょう。

まずは、基本を徹底的に身に付けて下さい。

         ☆

あなたに知ってほしいことは、
   「何が基本で、何が特殊か」ということ。

基本も特殊も意味がわからず覚えることは危険。

あなたに決して「使うな」とは言っていません。

基本を充分にマスターして、
         時期が来たら試みて下さい。

それまでは、「トニック」=「M7」
         (または「6」)で充分です。
posted by テル先生 at 14:42| Comment(0) | 第9回 「サマータイム」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「サマータイム」研究(5)

 〜NHKジャズピアノ講座(9−5)〜

「サマータイム」研究の第5回目です。

もう、この辺でやめてもいいのですが、
   やはり大切な話なので書くことにしました。
          
コード付けの「奥義」ですので、じっくり読んで下さい。

本当の秘伝(上級者用)です。

しかし、初心者でも、理論的な内容がわからなくても、
コード付けの「奥深さ」は、感じてもらえると思います。

大変勉強になりますよ。

ただし、ほとんどの読者は
    今から教えるコード進行を弾かなくていいです。

まず、基本のコード進行で練習しましょう。
         知識として知っていれば充分。
           いや、知らなくても構いません。

それでは「奥義」公開!

テル先生は「後悔!」(スゴイことを教えちゃって…)

        ☆

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テキストの88ページを開いて下さい。

上から2段目1〜2小節目|Gm7 |B♭7|

今回は、この2小節のコード進行を研究します。

次に、89ページ上から2段目
              1〜2小節を見て下さい。

「Gm7」の小節が「Gm7 C7」になっていますね。

「B♭7」の小節は、「F7 B♭7」になっています。

これが以前学んだ「リハーモナイズ」ですが、
          本日の問題は、この「F7」です。

この2小節を、4度進行にする場合は、
   結論から先に言うと、ここは「Fm7」にします。

原曲は、16小節の短い曲です。
前半8小節の5〜8小節目が問題の部分です。

<原曲>
|Gm7 |B♭7 |Em7(♭5)|A7 |

<リハーモナイズ>

<例 1>
|Gm7 C7|Fm7 B♭7|Em7(♭5)|A7|

「Fm7」にすると、どうですか?
|Um7 X7|で統一されて、きれいにつながりますね。
        見ていて、すごく美しいと思いませんか?

<例 2>
|Gm7 C7|F7 B♭7| E7 | A7 |

これは、テキストのコード進行です。

「C7」からドミナント・モーションで
      きれいにつながっています。
            これも決して悪くありません。

しかし、やはり「F7」は、やめておきましょう。

「なぜだと思います?」
      その理由を考えて下さい。

   〜 … … 〜

この4小節だけを見ていてはダメです。

曲の全体を見る。
特に前回(4回目)取り上げた転調部分。

この曲は全体が16小節で、ほとんど「キーDm」。

しかし、13小節目だけが急に「キーF」に変わる。

それが、この曲の特徴。
          作曲家の意図。

ここを効果的に聴かせるためには
   それより前に同じ(又は似た)コードを使わない。

使えるところを見付けても、あえて使わない。

  せっかく気付いたのだから「使いたい」。

    でも、「我慢する」のです。

       最後の転調を印象付ける演出なのです。

         ☆

コード付けには段階があります。

<第1段階>
知らないから、何も使えない。

<第2段階>
知ったから、どこでもすぐ使う。(訓練としてはいい)

<第3段階>
知っているけれど、効果的なところでしか使わない。

これが、コード付けの「奥義」です。
posted by テル先生 at 09:00| Comment(0) | 第9回 「サマータイム」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「サマータイム」研究(6)

 〜NHKジャズピアノ講座(9−6)〜

 またまた「コード付け」の<奥義>です。

秘伝公開は、中級者以上が対象ですが、
       初心者が挑戦しても構いません。

   ただし、頭痛薬をご用意下さい。

今回も「コード付け」の「奥深さ」を学べます。

大変に奥深い内容ですので、
   あなたの教養が高まることを保証します。
      
     では、スタートです。

         ☆

「今日からあなたもジャズピアニスト」
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テキストの89ページを見て下さい。

「サマータイム」の右側ページです。
  上から(下からも同じ)3段目、4小節目
     「Gm7 C7」の小節です。

私なら、この「Gm7」を「Dm7」にします。

「Gm7」でもいいので、消す必要はありません。

どちらでも正解ですが、
     なぜ、私は「Dm7」にしたのでしょうか?

その理由を考えて下さい。

 わかりやすいように全体を書き出しますね。

♪ヒロコ流<サマータイム>リハーモナイズ
(89ページ上段2小節目から4段目4小節目まで)

  全体は16小節=[A]8小節+[B]8小節

[A]
|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 G7|

|Gm7 C7|F7 B♭7|E7  |A7  |

[B]
|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 G7|Gm7 C7|

|F7 B♭7|E7 A7 |Dm7 G7|Dm7 G7|

         〜 ♯ 〜 ♭ 〜

♪「ヒロコ流<サマータイム>リハーモナイズ」を
  さらに、リハーモナイズした「テル式リハーモナイズ」

[A]
|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 D7|

|Gm7 C7|Fm7 B♭7|Em7(♭5)|A7  |

[B]
|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 C7|

|FM7 B♭M7|Em7(♭5) A7|

|Dm7 G7|Dm7 G7|

♪今回の問題は、[B]4小節目、最初のコードを、
   ヒロコ流の家元は「Gm7」、
            ヒロコ流の坂元は「Dm7」

        ☆

  <放送最終回 特別記念課題>

テル先生は、なぜ「Dm7」にしたのでしょう?

    その理由を、2つ答えなさい。

<アドバイス>
2人のコード進行全体を、よく見比べて考えましょう。
posted by テル先生 at 05:20| Comment(0) | 第9回 「サマータイム」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「サマータイム」研究(7)

 〜NHKジャズピアノ講座(9−7)〜

 <放送最終回 特別記念課題>
 
ついに来ました、放送最終回!
本日、08年5月28日(水)で番組が終ります。

「早く観たい!…」(でも観たくない?)
        
       どうして?

「明日から、どうやって生きていけばいいのよ?」
    という気持ちも少しありますから…。

    しかし、やはり早く観たいですね。

さて、前回の宿題は出来ましたか?
(まだ読んでない人は先に前回を読んで下さい)

曲全体のコード進行も書き出してありますので
   前回から読んだ方がわかりやすいですよ。

♪宿題は、[B]4小節目、最初のコードを、
 ヒロコ先生は「Gm7」、テル先生は「Dm7」。

「テル先生は、なぜ「Dm7」にしたのでしょう?」

    その理由を、2つ答えなさい。

これが問題でしたね。

では、先に進みます。

(念のために、もう1度言いますが、
     前回を読んでからでないと、
        以下の説明はわかりませんよ)

          ☆

    <解答 その1>

ヒロコ先生の例、[B]4〜5小節は

|Gm7 C7|F7 B♭7|

この進行は、[A]5〜6小節にもありますね。

たった16小節しかない曲のコード進行で
  しかも別のメロディーに同じ進行とは…?

それに別の小節(奇数、偶数)から始まります。
   [A]5〜6   [B]4〜5

これでは初心者がアドリブする時に混乱します。

その前の小節もよく見て下さい。

[A]は、|Dm7 G7|を4回繰り返して、
[B]は、|Dm7 G7|を3回繰り返して、
      「Gm7」へ行く。

〜|Dm7 G7|Gm7 C7|F7 B♭7|〜

まるで同じ進行が
  [A][B]それぞれ別の小節から始まると
      アドリブを弾いている間に、
  「あれ、今、[A]だっけ?[B]かな?」と
      演奏者は混乱するのでは?

そこで、どちらかの「Gm7」を変えたいのですが、
      [A]の「Gm7」は元からあったコード。
       それで[B]を「Dm7」にするのです。

「なぜ、Dm7?」

  以下に続く。

    <解答 その2>

これが本命の解答。

前に話した、あの「転調」が関係してきます。
  [B]5小節目の「FM7」ですね。

ヒロコ先生は「ジャズなことわざ博士」です。
例、テキスト32ページ「ブタもおだてりゃ〜」
       が有名な代表作?

今回は、博士の教養がジャマをしたのかな?
    
     「ブタの顔も三度」

「温厚なブッタ様でも、3回シッポを引っ張ると
 4回目は、かみ付く」という意味のことわざ?

[B]1〜4小節は、「Dm7」が4回繰り返し。

そこで、ヒロコ博士は、
「これはマズイぞ。なんとかしなくては…?」

「そうだ!ブタの顔も三度までなのだ!」

そして、ヒラメキのヒロコ先生は…

4小節目を「Gm7」に変えれば
       「Um7→X7→T」で解決する。

「私って、やっぱ天才かも!」(天然の…?)

その結果が、ヒロコ先生のコード進行です。

前回のブログを参照して下さい。
  (または、テキスト89ページ
     上段2小節目から4段目4小節目まで)

このコード付けでも立派なものですよ。
  ジャズ理論的にも間違いはないし、
      すべてがキレイにつながっています。


           ☆

一方、テル先生は、あえて「Dm7」を使います。

「なぜ?」

ここからが♪「本日のメインイベント〜〜〜」

|Dm7 G7|を3回も繰り返し、
     4回目にも「Dm7」を弾けば、
         誰でも次は「G7」を予想する。

そこで、さりげなく「C7」を持ってくる。

「4回やるぞ」と見せ掛けて、
   3〜4拍目(転調の寸前)で裏切る。

聴き手が「あれれ…?」と思った瞬間に
利き手(ヒロコ先生の左手)で「F」ベース音を
   <ガア〜ン〜>と、一発お見舞いすると…

  こつ然と姿を現す「長調の主和音」さま〜!

  「音楽家は、優れた演出家でもあるのだ」

       <今日の教訓>

  「コード付け 最後に全体 見直そう!」
posted by テル先生 at 05:14| Comment(0) | 第9回 「サマータイム」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「サマータイム」研究(8)

 〜NHKジャズピアノ講座(9−8)〜

  <放送終了記念 特別企画>

   ♪「サマータイム」

 〜 コード進行の「まとめ」 〜

<例 1>

♪まず始めに「原曲」を弾こう。

[A]
|Dm A7|Dm A7|Dm A7|Dm |
|Gm7 |B♭7 |A7 |A7 |

[B]
|Dm A7|Dm A7|Dm A7|Dm C7|
|F B♭ |Em7(♭5) A7|Dm |Dm |

「Dm」=「レ、ファ、シ」、
  「A7」=「ミ、ソ、♯ド」と押さえて、
       スローテンポで弾いて下さい。

2つのコードの上声が「シー、♯ドー」となります。          
           これが「原曲」の雰囲気です。

<例 2>

♪原曲の「Dm A7」を「Dm7 G7」に変えた例。

[A]
|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 G7|
|Gm7 |B♭7 |Em7(♭5) |A7 |

[B]
|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 C7|
|F B♭ |Em7(♭5)A7|Dm7 |Dm7 |

原曲の[A]7〜8小節目は、「A7」が2小節続くので、
7小節目を「Em7(♭5)」にして「Um7(♭5) X7」

<例 3>

♪原曲のコード進行を単純化した例。
 これなら超初心者でも弾けますね。

[A]
|Dm |A7 |Dm |Dm |
|Gm7 |B♭7 |A7 |A7  |

[B]
|Dm |A7 |Dm |Dm C7|
|F B♭ |Em7(♭5) A7|Dm |Dm |

リハーモナイズする時に、まず単純化して、
       どこが大切なのか、
  全体を分析してから複雑化の作業に移る。

曲にもよるけれど、
     そういう方法も頭に入れておくと良い。

<例 4>

♪番組(9回目)の最初に
        ヒロコ先生が弾いてくれた例。
 上記<例 3>と同じで超初心者でも弾ける。

[A]
|Dm7 |G7 |Dm7 |Dm7 |
|Gm7 |B♭7 |Em7(♭5)|A7  |

[B]
|Dm7 |G7 |Dm7 |Dm7 |
|FM7 B♭7|Em7(♭5)A7|Dm7|Dm7|

<注>
 この時の画面下に出ているメロディーが正解。
  テキスト88ページと見比べて修正しよう。

何度も言ったように、まず最初は
    原曲の正しいメロディーを覚えること。
        覚えた後なら自由に変えてもよい。

♪[B]5小節目3拍目は「B♭7」に変えている。
 <キーF>に転調している時の「B♭」は
       「W」(サブドミナント)なので
     普通なら「B♭M7」または「B♭6」。

これを充分に理解した人は「B♭7」も使える。
 メロディー音に「ラ」がある時は使えないが、
    この曲では「レ、ファ」なので使用可能。
 ブルージーな感じには、ピッタリ当てはまる。
       
どちらを使うかは、あなたの好み。
   時と場合によって
      どちらも使い分けられるようにしよう。

<例 5>

♪ヒロコ流リハーモナイズ(例7)を少し簡単にした例。

[A]
|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 G7|
|Gm7 |B♭7 |Em7(♭5) |A7  |

[B]
|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 C7|
|FM7 B♭7|Em7(♭5)A7|Dm7G7|Dm7G7|

<例 6>

♪ミディアム・テンポで演奏する時の例。
        (スイング、ボサノバなど)
[A]
|Dm |Em7(♭5) A7|Dm A7|Dm D7|
|Gm7 |B♭7 |Em7(♭5) |A7  |

[B]
|Dm |Em7(♭5) A7|Dm A7|Dm C7|
|FM7 B♭7|Em7(♭5) A7|Dm |A7 |

<例 7>

♪ヒロコ流リハーモナイズ
 テキスト89ページ上段2小節目から
              4段目4小節目まで。

[A]
|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 G7|
|Gm7 C7|F7 B♭7|E7  |A7  |

[B]
|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 G7|Gm7 C7|
|F7 B♭7|E7 A7 |Dm7 G7|Dm7 G7|

<例 8>

♪上記のヒロコ流リハーモナイズを
    テル先生がリハーモナイズ
      「ヒロコッテル方式リハーモナイズ」

ヒロコ先生は忙しくて肩が「凝っている」らしいので
      「ヒロコッテル方式」と名付けた。

[A]
|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 D7|
|Gm7 C7|Fm7 B♭7|Em7(♭5)|A7  |

[B]
|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 G7|Dm7 C7|
|FM7 B♭7|Em7(♭5)A7|Dm7G7|Dm7G7|

<例 9>

♪上記<例 8>の「Dm7 G7」を
          「原曲」本来の「Dm A7」に戻した例。

[A]
|Dm A7|Dm A7|Dm A7|Dm D7|
|Gm7 C7|Fm7 B♭7|Em7(♭5)|A7  |

[B]
|Dm A7|Dm A7|Dm A7|Dm C7|
|FM7 B♭7|Em7(♭5)A7|Dm A7|Dm A7|

♪「Dm A7」の弾き方は<例 1>を参照。

            ☆

あなたに知ってほしいことは、どんな曲でも
 いろいろなコード進行を付けられるということ。

あなたは自分のレベルに合った例を、
       または気に入った例を弾けばよい。

情熱があるなら全部弾くと大変勉強になる。
「サマータイム」博士になれるかもしれない。
posted by テル先生 at 05:07| Comment(0) | 第9回 「サマータイム」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月22日

ジャズ・コード中級課題

NHKジャズピアノ講座(5−1)

「オーバー・ザ・レインボウ」(Over The Reinbow)
を本格的なジャズ・サウンドで弾こうじゃないか!

今回は、新しい企画です。

放送前に「予習をしておこうぜ!」という試みで
   あなたにあらかじめ宿題を出しておきます。

対象者は、
  ジャズ理論を学んだ(または学んでいる)人。

それ以外の人には、まったくわかりません。

理解不可能で当然ですので
      決して落ち込まないようにして下さい。

わからない人、初心者は、前向きに考えましょう。

あなたもジャズ理論を教われば、このような話に
      付いて来れるようになるのですからね。

では、スタートです。

             ☆

「国府弘子の今日からあなたもジャズピアニスト」
NHK趣味悠々テキスト(CD付き)税込1,260円

第5回目、テキストの47ページを開いて下さい。

<譜例5−9−2>1番下の2段、8小節の譜例

「オーバー・ザ・レインボウ」で
        リハーモナイズした例…その2

私が今から指定する音を考えて、
        譜例に書き込んで下さい。

♪第1小節目
「D7」
右手に、あと1音、テンションが入ります。
メロディーが♭9thですから正解は1つですね。

♪第2小節目
「Gm7」
1拍目、右手にテンションを1音加えましょう。
本来は使えない音ですが、ここでは可能です。

3拍目、コード・ネームを付けるとしたら…?
そして左右の手に足りない音を付け加えましょう。

♪第3小節目
「A♭M7」
このままでもいいのですが、コードトーンのみです。
テンションを1つ加えましょう。

「D7」
大切なコードトーンが1つありません。
       左右の手、どちらかに加えましょう。

♪第4小節目
「Gm7」
前の小節「D7」をどう押さえたかによって変わります。

「C7」
テンションが1つ欲しいですね。

♪第5小節目
「Fm7」
このままでもいいですが、テンション1つ入りますね。

「D♭7」
大事なコードトーンが1つ足りません。
            どこに入れましょうか?

♪第6小節目
「C7」
♭7thコードで省略してはいけないコードトーンが
2つも抜けています。
あなたは、どこに入れますか?

♪第7小節目
「F7」
このままでもいいのですが、すべてコードトーン。
テンション1つ使える場所がありますよね。

「B♭7」
3拍目は、テンション1つ入りますよね。
   次の♭9thに上手く流れるテンションです。

♪第8小節目
「E♭」
このままでも間違いではありませんが、
         もう少し音を加えてみて下さい。

     ===========

以上です。
ジャズ理論を学んで、実際に使える人なら、
          このヒントで充分過ぎますよね。

本来なら、言われる前に気付いて、
  自分でやっておかなければいけない課題です。

まったく理解出来なかった人は、
   ジャズ理論を教わると、
     この程度の話ならわかるようになります。

なお、このテキストは「初心者用」です。
なるべく「シンプルに」書いてくれたのだと思います。

しかし、本格的なジャズ・サウンドで弾きたい人は、
      私が指摘したコードで弾いてみて下さい。

充分に満足していただけると思います。
posted by テル先生 at 06:40| Comment(0) | 第5回 リハーモナイズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コード進行の課題

<コード進行の課題>

NHKジャズピアノ講座(5−2)

今回は、新企画(その2)です。

「放送前に予習を!」という試みで
         あなたに宿題を出します。

対象者は、ジャズ理論学習者(中級〜上級)です。
(初心者も自分なりのレベルで挑戦して下さい)

ジャズ理論を学ぶと、
   このような課題が出来るようになります。

では、スタートです。

         ☆

「国府弘子の今日からあなたもジャズピアニスト」
NHK趣味悠々テキスト(CD付き)税込1,260円

第5回目レッスン、4月30日(水曜日)放送予定。

テキストの45ページを開いて下さい。
<譜例5−6>「きらきら星」

この曲に、ジャズのコード進行を付けて下さい。

「何だ、こんな単純な曲か、つまらない」と
絶対に思わないようにね。

メロディーが単純な程、多くのコードが付けられます。

あなたは1つのメロディーに
       沢山のコード進行を付けれますか?

この課題は、ものすごく勉強になりますよ。

46ページ<譜例5−7>を見て下さい。
   この例のようなものを、あなたも作りましょう。

ただし、これは、あくまでも1つの例です。

まだまだ可能性は、沢山ありますよね。

それから<譜例5−7>は、
すべてのコード進行が理論的に説明出来ます。
気分で勝手に付けたものではありません。

ジャズ理論を学んだ人は分析してみて下さい。
勉強になります。1つずつ説明していくのです。

そして、あなたの付けたコード進行も
      すべて理論的に説明出来ること。
「何となく付けました」などの
       「いい加減」ではダメです。

平均的に1小節にコードを2つ、
たまに1つ(3〜4つ)の小節があってもいいですよ。

コード付けの課題は、他の人と、
     まったく同じ答えになることはありません。

どこかの小節が同じになることはありますが、
    基本的には、みんなが違う結果になります。

あなたも自分流のコード進行を付けて下さい。

それがジャズ・ピアニストの精神です。

        ☆

<コード進行付けの心得>(下準備)

まず<形式>を調べます。

A1(8) B(4×2=8) A2(8)

「A1」と「A2」はメロディーが同じですね。

しかし、コード進行は「A2」では変えて下さい。
<譜例5−7>「A1」「A2」を比べてみましょう。

「B」は、4小節のメロディーの繰り返し。

この場合も2回目は部分的、または全部を変えます。
<譜例5−7>を参照して下さい。

          ☆

〜<譜例5−7>レベルのものを作れる条件は〜

同じメロディーに沢山のコード進行を付けられる人。

自分が付けたコード進行に対して、
        すべて理論的に答えられる人。

しかし最初は、理論的に正しくても何か変なのです。

指導してもらえば、ちゃんと出来るようになります。
(学習途上の人は全員、これに当てはまります)

そうすると、この課題を見事に完成出来る人は、
             かなり上級者です。

この課題、決してバカに出来ないでしょう?

しかし、せっかくの機会ですから、あなたも気分だけは
ジャズ・ピアニストになったつもりで、挑戦して下さい。

最初から完璧に出来る人など1人もいません。

初心者でも今はフィーリングのみでいいです。

そのかわり、耳でよーく聴いて、
    自分の感覚にピッタリのコードを選んで下さい。

沢山の課題をこなすと、少しずつ感じがわかってきます。

いつかジャズ理論を教わって、今回の自分の解答を
   明るく笑えるような日が来ることを祈っています。

では、気楽に楽しんで「コード付け」に挑戦しましょう。
posted by テル先生 at 06:25| Comment(0) | 第5回 リハーモナイズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月06日

NHKジャズピアノ講座(1−1)

「昨夜の第1回目、見ましたか?」

私は面白かったですね。
このブログに書くことがいろいろ出来ました。

初心者の人には役に立つ話でしたね。

何回も録画を見直して課題を練習して下さい。

「入門者向けの話なんか面白くなかった」
と思った人もいるかもしれませんが、
決してそんなことはありませんよ。

「どこを見るか?」によって程度がアップします。

<中級者への課題1>

あなたは普通のコードを知っていますよね。

例えば「Em7」は「ミ、ソ、シ、レ」ですよね。

ところが、ヒロコ先生は「ソ、シ、レ、♯ファ」
と弾いているのが画面でわかります。

放送では、そんなこと何も話していないのに
演奏中の手をよく見ているとわかります。

「そうか、3,5,♭7,9を弾いているのか」
と、画面をよくみて勉強させていただくのです。

では、次の「A7」の押さえ方は?
さらに、次の「D」は?

基本コードではなくジャズ・コードの押さえ方です。
画面を気を付けて見るとわかります。

これは、宿題にしましょう。数日後に解答します。

曲は、番組テーマ曲「みんなでスイング!」
テキストの9ページに楽譜があります。
番組の始めから9分40秒前後、テーマの後のブレイクから
アドリブに入った時の左手コードをよく見て研究しましょう。

<中級者への課題2>

ヒロコ先生と前田憲男大先生のピアノ・デュオ。
スゴかったですね。
曲は「Anthropology」(アンソロポロジー)。

さて、問題です。
「事前に決めてあるのは、4コーラス演奏する中の
役割分担だけ」という字幕が流れます。
どの程度の打ち合わせでテレビ録画をしたのでしょう?

ヒント。二言三言(ふたことみこと)でしょうね。

ジャズをやっている人ならすぐにわかりますよね。

      ☆        ☆

今回、私が言いたいことは、ヒロコ先生が話したこと、
それはそれでスゴクためになる。

しかし、その話をヒントにして、
「どれだけ発展させられるか」
そして、何も説明していないことでも、画面から
「どれだけのことを読み取れるか」ということです。

以上のことを心掛けて録画を見直してみましょう。
新たに発見することがありますよ。
posted by テル先生 at 05:30| Comment(0) | 第1回 スイングって〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

本格ジャズ左手コード

NHKジャズ・ピアノ講座(1−2)

「国府弘子の今日からあなたもジャズピアニスト」
NHK趣味悠々テキスト(CD付き)税込1,260円

テキスト(9ページ)を開いて下さい。

番組テーマ曲「みんなでスイング!」を
本格的な秘伝のジャズコードで練習しましょう。

スイング感を身に付ける大切な練習にもなります。

テキストには単純なコードしか書いてありません。
(初心者用の教材ですから、これでいいのですが)

このコード進行を見て実際のジャズ・ピアニストは
どのようにコードを押さえるのでしょうか?

実際にヒロコ先生は、どう押さえているのでしょう?

画面をしっかりと見ればわかりますよ。

ジャズ・ピアニストなら、みんなこう弾きます。

このコード、ジャズの曲に応用して使えます。

「あなたもジャズピアニスト」の気分になれます。

さあ、本格的なジャズ・サウンドを体験しましょう。

以下の左手コードを楽譜に書き込んで下さい。

1.「Em7」
「ソ、シ、レ、♯ファ」(♭3、5、♭7,9)

2.「A7」
「ソ、♯ド、♯ファ」(♭7、3、13)

3.「D」
「♯ファ、ラ、♯ド、ミ」(3、5、7、9)

4.「B7」
「ラ、♯レ」(♭7、3)

5.「Em7」
 1小節目と同じです。

6.「A7」
 2小節目と同じです。

7.「Am7」
「ソ、シ、ド、ミ」(♭7、9、♭3、5)

8.「D7」
「♯ファ、ド、ミ」(3、♭7、9)

         ☆

♪メロディーの弾き方(スイングのコツ)は録画を見て、
ヒロコ先生のアドバイスに従って下さい。

♪この8小節「A」のアドリブを練習しましょう。

 この後の小節「B」は楽譜通りに弾いて下さい。

♪曲全体を通して弾く時の感じは、録画を何度も見て、
ヒロコ先生の「ノリ」(スイング感)を真似して下さい。
posted by テル先生 at 05:22| Comment(0) | 第1回 スイングって〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ジャズ・ピアノとは?

NHKジャズ・ピアノ講座(1−3)

♪ポピュラーピアノとジャズピアノの違い
〜「愛の讃歌」(キーF)〜

ここで「おさらい」(演奏の再現)を見て下さい。
5分40秒〜2人の演奏を聴き比べる映像〜

この映像を見ると、普通の基本コードで弾く演奏と
ジャズ・コードで弾く響きの違いがわかりますよね。

ところで林さん3小節目メロディーを間違えてます。
「正しいメロディーの音、わかりますか?」
(原曲を知らないと、わかりませんけれど)

林さんは6小節目で「B♭」をずっと弾いていますが、
普通ならこの小節の3拍目で「B♭m」に変わります。

さて、ここで問題です。
その後に、ヒロコ先生が弾きますが、
この部分で「何のコード」を弾いているでしょうか?

ジャズ理論を学んだ人なら、この問題を読んだだけで
想像が付きますよね?そして画面で確かめると想像通り。

ヒントは「キーF」の時に「B♭m」の代理コードは?

具体的に、コードをどのように押さえているでしょうか?

画面をよーく見ると正解がわかります。いただきましょう。
そして、あなたもこの曲、この部分で真似して使うのです。
そうやって、あなたは少しずつですが確実に上達しますよ。

            ☆

番組では一言も話していないジャズ・ピアノの重要な秘密、
このような見方をしていくと、貴重なお宝映像になります。

スゴイ番組ですよね。必ず毎回録画して下さいね。

独特な見方。とても勉強になるヒントを伝授します。

これから楽しいジャズピアノ上達への道が始まりますよ。

「みんなで進歩向上して行きましょう!」

        ☆

放送の第1回目<番組進行表>を作りました。
学習する時の参考にして下さい。

♪趣味悠々のタイトル曲
0分0秒〜ここからを基準の時間として、
以下の時間は大体の始まりの時間です。

♪番組テーマ曲「みんなでスイング!」
0分30秒〜

♪番組スタート(1分〜)
〜出演者紹介〜

♪ポピュラーピアノとジャズピアノの違い
〜「愛の讃歌」(キーF)〜

3分10秒 林さん弾く。
イントロあり。「おさらい」(再現)ではカット。

4分27秒 ヒロコ先生弾く。

ここで「おさらい」(上記演奏の再現)
5分40秒〜2人の演奏を聴き比べる

第1回テーマ「スイング(SWING)」
6分40秒〜

♪<レッスン 1>
〜スイングのリズムをつかむ〜
7分15秒〜
テキスト(12ページ)、付録CDトラック1。

♪<レッスン 2>
〜きらきら星でスイングする〜
10分23秒〜
テキスト(13ページ)、付録CDトラック2,3。

♪ヒロコ先生のジャズピアノのキモ
<スイング編>
13分2秒〜
テキスト(14ページ)

♪<レッスン 3>
15分45秒〜
〜Cジャム・ブルースでスイングする〜
テキスト(16ページ)、付録CDトラック4

♪スペシャル・ゲスト登場
19分10秒〜
まさかの前田憲男(大先生)が出演。

21分15秒〜
ピアノ・デュオが始まる。

番組終了
posted by テル先生 at 05:16| Comment(0) | 第1回 スイングって〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

上達する秘伝CD紹介

NHKジャズ・ピアノ講座(1−4)

ジャズピアノ上達は「聴くこと」から始まる。

ヒロコ先生も番組の中で何回も言っているし、
テキストにも書いてありますよね。

今回の放送で、前田憲男大先生も
「上手くなりたかったら6割を聴く時間にして、
4割でピアノの練習しなさい」と言ってました。

私もこのブログで言ったでしょう。

「外国語の発音を習得するのに
発音の本だけ読んでいればいいの?
外国語のCDを聴かないと無理だよね」と…。

ジャズ・ピアノも同じ。特に音楽ですからね。
まず耳(CD)からでしょう?
楽譜(目)から学んでも上達する訳ないよね。

「じゃあ、何を聴けば良いの?」
という話が今回のテーマ。

         ☆

テキストの7ページを開いて下さい。

「国府弘子の今日からあなたもジャズピアニスト」
NHK趣味悠々テキスト(CD付き)税込1,260円

このページに書いてあることをよく読むこと。

そして実際にジャズピアノのCDを聴いてみる。
ジャズ・ピアノのCDなら、何でも良いですよ。
自分が今持っているものでいいから聴いてみる。

まだCDを持っていなくて、
「何から聴いていいかわからない」と言う人のために
ヒロコ先生が独断で選んでくれたCDが書いてあります。

「独断」って書いてありますが、私から見ても納得。
この5枚のCD、確かに学習者にはどれもいいですね。

「どれから聴いたらいいの?」と言う人のために、
私が最初に考えた順番は、以下のような結果に…。

まず当然1.ピーターソン、2.エヴァンスでしょう。

次は、3.ハンク・ジョーンズ。
理由は、他の4枚はピアノ・トリオ。
このCDだけはソロ・ピアノなので気分を変えて、
トリオとは別の雰囲気も聴いて欲しかったからです。

残り2枚は、どちらが先でもいいと思いますが、
その後の影響力という視点で見ると4.マッコイ。
最後が5.レッド・ガーランドという結果です。

ところがところが、放送を見て変わりました。

CDの紹介は相手やその時の条件で変わります。

今回のテーマは「スイング」です。
そして「Cジャム・ブルース」も出て来ましたね。

そういう条件で選ぶとなると、少し変わります。

1.オスカー・ピーターソン「プリーズ・リクエスト」
(テキスト24ページにヒロコ先生のコメントあり)

このCDだけは不動の位置。
やはり「楽しくスイング」と言ったらピーターソン。
部屋に閉じこもり気味の人もウキウキ楽しくなります。

ピーターソンのCDは沢山ありますが、
その中でも、これは本当に名盤です。

2.レッド・ガーランド「グルーヴィー」
(テキスト15ページにヒロコ先生のコメントあり)

あれー、前のリストで5位だったCDが2位に!
理由は「Cジャム・ブルース」が入っているから。
しかも、よくスイングしていますよ。

ヒロコ先生も、このCDの「Cジャム・ブルース」は
「ジャズ初心者時代の最初のお手本」と言ってます。
みなさん、その本当の深い意味、わかりますか…?

<そっくり真似して弾いて、研究したということ>

ジャズ・ピアノ上達者(特にプロ)は、必ず全員
陰でコッソリやっているプロ養成の上達方法です。
決して他人には言いません。(秘法だからです)

私自身もやりましたし、レッスンでもこの演奏を
最初から最後まで生徒に弾かせる場合もあります。
すごく勉強になるからです。ただし希望者だけに。
個人差があり負担になる人には強制していません。

しかし、これをやった生徒と、やらない生徒では、
まるで違う結果に…(雲泥の差と言ってもいい?)

何の世界でも華やかに見えるスター・プレイヤーは
誰も見ていない陰では努力しているということです。

音楽、演劇(北島マヤ)、スポーツでも同じですよ。

3.マッコイ・タイナー「バラードとブルースの夜」
(テキスト30ページにヒロコ先生のコメントあり)

理由は「サテン・ドール」が入っているからです。
放送第6回目、テキスト(50〜51ページ)で
この曲が出て来る予定になっています。

ヒロコ先生も「聴きまくった」と書いてありますが、
真の意味は、この演奏を「弾きまくった」はずです。

私のレッスンでも負担にならない生徒には、この曲
最初から最後まで全部そっくりに弾かせる場合も…。
(ピアノの初心者には負担。宿題にも出しません)
(あくまでも本人の意思を尊重。希望者のみです)

4.ビル・エヴァンス「ワルツ・フォー・デビイ」
(テキスト65ページにヒロコ先生のコメントあり)

タイトル曲は自作の代表曲。美しい曲です。
私は個人的にはエヴァンス大好き人間です。
かなり影響を受けています。研究しました。
だから本当は、1番に推薦したいのですが、
今回の「スイング」というテーマでは…。
入門者には少し難しい?で、この順位です。

5.ハンク・ジョーンズ
「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」
(テキスト94ページにヒロコ先生のコメントあり)

有名なスタンダード曲ばかりで充実したCDです。
今回のテーマ「スイング」ということなので、やはり
ドラム、ベースも入っていた方がいいかなと思い5位。
しかしソロ・ピアノを学びたい人にはスゴク良い名盤。

         ☆

今回この記事を書くためにCDを聴き直しましたが、
やはりどれも名盤。私も勉強中は聴きまくりです。
(ハンク・ジョーンズのCDだけは最近の録音です)

CD紹介と言っても、いろいろな条件で変わります。
今回は、この5枚限定という条件で書きましたが、
ジャズ・ピアノ学習用の名盤は、数多くあります。

別の機会にも、学習者用として紹介する予定です。
posted by テル先生 at 05:08| Comment(0) | 第1回 スイングって〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

12キーの初歩訓練法

NHKジャズ・ピアノ講座(1−5)

第1回目の放送で「きらきら星」を
生徒2人に弾かせる場面がありましたね。

最初(1回目)は、藤井くん。
(趣味悠々テーマ曲から約11分40秒)

次(2回目)に、林さんが弾きます。

この時に、ヒロコ先生が
ピアノ低音部でベースを弾きます。

さて、ここからが今日の課題です。

テキスト(13ページ)を開いて下さい。

「国府弘子の今日からあなたもジャズピアニスト」
NHK趣味悠々テキスト(CD付き)税込1,260円

        ☆

<課題>
1.ヒロコ先生のベースラインをコピーしなさい。

♪1回目のベースを、譜例1−4に書き込みましょう。

♪2回目のベースは、譜例1−5に書き込みましょう。

聴いて、すぐわかりますよね。
画面を見たら絶対わかりますよ。

2.このベースラインのコード進行は、
どのように書いたらいいのでしょうか?

コード進行を、譜例1−4、1−5に書き込みましょう。

♪4小節目の4拍目は、何の音を弾いていますか?

♪コードネームを付けるとしたら何のコードでしょう?

           ☆

ここから<実技>です。
今、ベースとコード進行を書き込んだ譜例を使います。

<実技課題>

1.右手でメロディー、左手でベースを弾きなさい。

♪譜例1−4、1−5です。(出来れば12キーで)

2.メロディーを好きなように変えて弾きましょう。

譜例1−5をさらに発展させて自分なりに弾いて下さい。

左手はベースです。難しいと思う人は
簡単なコードを弾くだけでもいいです。

出来る人は、12キーで弾きましょう。

譜面に書くのではなく、鍵盤上で弾いて下さい。

3.コード進行に従ってアドリブしましょう。

左手はベースです。難しいと思う人は
簡単なコードを弾くだけでもいいです。

出来る人は、12キーに挑戦して下さい。

「こんな課題、何のためにやるのよ?」

将来、ジャズの曲を12キーで弾けるようになるには、
最初は、こんな簡単な曲から訓練するといいのです。
将来、女性ジャズ・ヴォーカルの伴奏をする時などは、
自分が覚えた演奏のキーとは違うキーで弾かされます。
(苦痛だと言う方は、楽しいと思うことをしましょう)
         
          ☆

今日の課題は、ここまでです。

この課題、あなたの音楽向上の役に立つでしょう。

そして、私が1番言いたいこと。

番組の1場面からでも、こんなに役に立つ課題が
引き出せるということ。

「観察力」と「応用力」。後は、あなたの「実行力」。

「ある場面、ある出来事から何を学び取るか?」

今後のあなたの音楽人生が変って来るのです。
posted by テル先生 at 04:59| Comment(0) | 第1回 スイングって〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

<リズム・チェンジ>とは?

NHKジャズ・ピアノ講座(1−6)

第1回目の放送、最後はビックリしましたね。
まさか、あの演出があるとは夢にも思わない。

ヒロコ先生と前田憲男大先生のピアノデュオ。
スリリングな演奏でスゴク良かったですよね。

曲は「Anthropology」(アンソロポロジー)。
ビバップの時代の代表的な曲です。

コード進行を書きましたので、ぜひ覚えて下さい。

この有名なコード進行を「リズム・チェンジ」と呼び
同じコード進行の曲が沢山あります。
代表は「オレオ」(ソニー・ロリンズ)が有名です。

大もとのコード進行は、つまり原曲ですが、
ジョージ・ガーシュウィン「I Got Rhythm」です。

それで「リズム・チェンジ」と言うのですね。
日本では「循環コード」略して「循環」と言います。

「ブルース」と「リズム・チェンジ」はジャズ必修科目。

ここに書いたコード進行は基本的なもので、さらに
代理コードなどを使っていろいろな変型が作れます。
(追求すると奥が深いので別の機会に取り上げます)

以下のコード進行を基本コードでいいですから、
何回も弾いて覚えましょう。(なるべく速いテンポで)

コード進行を覚えたら、録画を再び見て下さい。
初めて見た時よりも理解度が上がったでしょう?

「今、何コーラス目の、どこを弾いているのか?」
最低限、理解出来るようになって下さい。

「それぐらいならわかる!」と言う方は、
画面に鍵盤が映った時に、
「どのようにコードやアドリブを弾いているのか?」
コード進行を思い浮かべながら観察してみましょう。
すごく勉強になりますよ。上級者用番組にチェンジ!

             ☆

[A1]1〜8小節 

|| B♭ Gm7|Cm7 F7|Dm7 D♭dim7|Cm7 F7|
|B♭ B♭7|E♭7 A♭7|Dm7 G7|Cm7 F7||

[A2]9〜16小節

|| B♭ Gm7|Cm7 F7|Dm7 D♭dim7|Cm7 F7|
|B♭ B♭7|E♭7 A♭7|B♭ F7 |B♭||

[B]17〜24小節(サビ)

|| D7|D7|G7|G7|C7|C7|F7|F7||

[A3]25〜32小節

|| B♭ Gm7|Cm7 F7|Dm7 D♭dim7|Cm7 F7|
|B♭ B♭7|E♭7 A♭7|B♭ F7|B♭||
 
[A1]8+[A2]8+[B]8+[A3]8
 合計で32小節。これが「1コーラス」です。

演奏は4コーラス(4回)繰り返していますね。
テーマ→アドリブ1→アドリブ2→テーマの順。

          ☆

以前に出した問題、わかりましたか?

演奏が始まってから、すぐに字幕が流れます。
「事前に決めてあるのは、
4コーラス演奏する中の役割分担だけ」と…。

どの程度の打ち合わせだったのでしょうか?

多分こんな感じだったでしょう。
ヒロコ先生が前田先生に言います。

「テーマは、サビだけ、お願いします。アドリブは、
1コーラス目8バースで先生から、2コーラス目は
自由に行きましょう。では、よろしくお願いします」

ジャズは、これで充分です。後は自由に弾くだけ。
posted by テル先生 at 04:54| Comment(0) | 第1回 スイングって〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スイング体得強化訓練

NHKジャズピアノ講座(1−7)

♪<レッスン 1>
  〜スイングのリズムをつかむ〜
(趣味悠々テーマ曲から約7分15秒後)

ジャズ・ピアノ上達のためには「ノリ」が大切。
いかに「リズムに乗るか」が重要ポイントです。

別の言い方をすると「スイング」すること。

でも今までは、文章で伝えられませんでした。

ところが今回は、教材が非常に充実しています。

テキスト、付録CD、映像、そして、このブログ。

この機会にジャズの「ノリ」をマスターしましょう。

あなたのリズム感を強力に養うための
     全身を使ったリズム・トレーニングです。

         ☆

テキスト(12ページ)を開いて読んで下さい。

「国府弘子の今日からあなたもジャズピアニスト」
NHK趣味悠々テキスト(CD付き)税込1,260円

付録CD<トラック1>を聴きながら、
<譜例1−3>を練習してみましょう。

イントロ(4小節)の後、24小節ありますよね。
この24小節を「8小節単位」で聴いて下さい。
8小節×3回=24小節ですね。

スタンダード曲をアドリブしている時、何となく
この8小節の区切りを感じることが大切なのです。

少し練習して、8小節の感覚をつかんで下さい。

それでは、ここから発展させた強化訓練法です。

付録CDか、好きなジャズ・ピアノCDを聴きながら
楽しんで練習するといいですよ。

♪<訓練 1>

右手は、
4分音符を続けて「ひざ」(または太もも)を叩く。
4拍子=1拍ずつ4拍をずっと続けて下さい。

左手は、
2拍目、4拍目に「ひざ」(または太もも)を叩く。
フィンガースナップの代わりですね。

♪<訓練 2>

テキスト(12ページ)<譜例1−3>
上段を右手、下段を左手で練習します。

声を出して「チー・チッチ・チー・チッチ」も同時に。

右手は「チー・チッチ・チー・チッチ」のリズムで
「ひざ」(または太もも)を叩きます。

左手は、フィンガースナップの代わりに、
2拍目、4拍目で「ひざ」(または太もも)を叩く。


♪<訓練 3>

右足は、4分音符を「つま先」で踏みます。
この時「カカト」は地に付いたままでいいです。

左足は、2拍目、4拍目を「つま先」で踏み込みます。
つま先立ち状態。この時「カカト」は上がっています。

子供の頃、高い所にある「おやつ」を取ろうとして、
背伸びをして、つま先で立ち、手を伸ばした経験が
誰にでもあるでしょう?「え、そんなのないって?」

左足のことを、まとめましょう。よく読んで下さい。

1拍目、3拍目「カカト」が地に付き「つま先」上がる。
2拍目、4拍目「つま先」を踏み込み「カカト」上がる。

(文章だと面倒ですが、ドラムのハイハットを踏む要領)

♪<訓練 4>

上半身と首を2拍目、4拍目で少し前方に出してみる。

映像をよく見てヒロコ先生の上半身と首の動きを観察し、
この「ノリ」を真似します。体全体で「ノル」のです。

♪<訓練 5>総合練習

 訓練2〜4の全部を同時にやって下さい。

両手、両足、上半身、首、声、すべてを総動員して、
徹底的に「スイング感」を体全体で覚えましょう。

この全身を使ったリズム・トレーニングで、
あなたのリズム感は強力になる予定(?)なのですが…。
後は、あなたの努力次第ですね。

          ☆

お気に入りのジャズ・ピアノCDに合わせて練習すれば、
聴きまくり大会と、スイング強化合宿の一石二鳥です。

ジャズ・ピアニスト&ドラマー気分で楽しみましょう。
posted by テル先生 at 04:49| Comment(0) | 第1回 スイングって〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アフタービート修得法

NHKジャズピアノ講座(1−8)

先日、第2回目の放送が終りましたが、
このブログでは、第1回目の解説を続けます。

大切な内容が、まだ残っているからです。

今回の応用課題、実は私も復習しています。

アフタービートを最後まで感じて弾き続ける
強力なリズム感を養うリズム・トレーニングです。

         ☆

「国府弘子の今日からあなたもジャズピアニスト」
NHK趣味悠々テキスト(CD付き)税込1,260円

     <レッスン 2>
  〜きらきら星でスイングする〜
趣味悠々テーマ曲から約10分23秒〜

テキスト(13ページ)を開いて下さい。

♪説明を読んでから<譜例1−4>を練習します。
(付録CDのトラック2を聴きましょう)

練習する時、テキストには書いてありませんが、
足を最初から終りまで4分音符で踏んで下さい。

足は、左右どちらでもいいです。
自分が踏みやすい方の足。(利き足でいいです)
その足のつま先か、または踵(かかと)を踏む。

左手は、フィンガースナップの代わりに
     ひざ上(または太もも)を叩きます。

この課題は誰にでもすぐ弾けますよね。
右手と左手を交互に弾けばいいのですから。

      <譜例1−5>

この課題は少し難しいですよ。
そして応用課題に発展しますので重要です!
(付録CDのトラック3を聴きましょう)

左手は、ひざ上(または太もも)を叩きます。
足も最後まで1拍ずつ踏んで下さい。

そして、右手のメロディーを自由に弾いても
左手は、ずっと2拍、4拍目を叩き続けます。
決して、右手のリズムにつられないように!

      <ポイント>

以上の課題と、次の応用課題も、演奏中に
2拍目と4拍目をずっと感じていられるか?

         ☆

上の課題が出来た人は<応用課題>に進みましょう。

得意な曲、今練習している曲で挑戦してみて下さい。
「ブルース」または「枯葉」などのスタンダード曲で。

♪次の課題を、最後まで止まらずに弾いて下さい。

      <応用課題 1>

右手は、テーマのメロディー、そしてアドリブ。
左手は、曲のコード進行を2拍目、4拍目に弾く。
足は、4分音符で最初から最後まで踏み続ける。

途中、半拍前後にずれないように注意して弾く。
最後まで間違えず弾き続けるのは以外に難しい。

      <応用課題 2>

左手は、4分音符で最初から最後までコードを弾き、
2拍目、4拍目に終始アクセントを付け続けること。

右手と、足(4分音符)を踏むのは上の課題と同じ。

この課題も以外と難しい。

4分音符を弾き続けることは簡単だけれど、
  右手メロディーやアドリブに気を取られると、
    左手のアクセントが落ちてしまう時がある。

         ☆

      <映像で確認>

ヒロコ先生は左足で1拍ずつ踏んでいますね。
演奏中のヒロコ先生の左足に注目して下さい。

鍵盤と手が映る時、わずかに見える「太もも」
あ!失礼。ヒロコ先生はレディーだ。「細もも」

演奏中「細もも」が終始1拍ずつ動いている。
それを映像で確認し、あなたも真似してみる。

これがスイングするか、しないかの分かれ道。
早速、今日から実行しよう。スイングするぞ!
posted by テル先生 at 04:42| Comment(0) | 第1回 スイングって〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Cジャム・ブルース

NHKジャズピアノ講座(1−9)

放送(第1回目)のレッスンがまだ続きます。

今回も、とても大切な内容です。

これがわかっていないからジャズっぽく弾けない。

「ジャズピアノらしく弾けるか、弾けないか」の
   ものすごく重要な「超極秘の秘伝」の巻です。

          ☆

「国府弘子の今日からあなたもジャズピアニスト」
NHK趣味悠々テキスト(CD付き)税込1,260円

テキスト(16ページ)を開いて下さい。

     <レッスン 3>
     〜15分45秒〜
〜「Cジャム・ブルース」でスイングする〜
    (付録CDトラック4)

ジャズでは8分音符をこのように跳ねて弾きます。
この感じをつかむことが最も重要な課題なのです。

簡単そうですが、これがなかなか出来ないのです。
ヒロコ先生が言っていたように「ウサギのダンス」
みたいになってしまう人が、非常に多いんですよ。

それからクラシックの人が弾くと16分音符の付点
になってしまい、跳ね過ぎてしまいおかしいです。

8分音符を跳ねて弾かせるために付点16分音符で
   わざわざ書いてある譜面もよく見掛けます。

でも、それを正直に信じて弾いたらおかしいです。

本当に微妙な差ですが、3連符の「ノリ」ですよ。

番組の録画映像や、付録CD(トラック4)などで、
ヒロコ先生が弾く感じを参考に、真似して下さい。

         ☆

さて、ここからが最も重要な応用編です。

「Cジャム・ブルース」テーマ1小節目の「ダァダ」
そして3小節目の「ダーーダ**」を究めること。

これが出来るようになれば、
  あなたはジャズピアニストに一歩近付けます。

これを応用する。あるいは組み合わせて使います。

例えば、
9ページ「みんなでスイング!」最初の小節から、

|・ダーバダバダバ|ダーーー〜|の全音符の時に
左手コードは「**ダーーダ」が応用されています。

「Cジャム〜」では1〜2拍目ですが、
それを応用して3〜4拍目で使ってもカッコいい。

さらに、2つのリズムを組み合わせて応用すると、

1.|ダァダダァダダァダ*|ダーーダ**|

2.|*ダァダダァダ*|ダーーダ**|

3.|ダーーダ*ダァダ|ダァダダァダ**|

などなど、いくらでもどんどんドンドン作れる。

これをアドリブ・フレーズに応用したり、
セッションのバッキング・リズムにも応用出来ます。

これらの訓練をしないで、
 ジャズの譜面だけを一生懸命に弾いていても、
  なかなかジャズらしく弾けるようになりません。

ここが肝心。ザ・シークレット。超極秘の秘伝。
ジャズピアノ落伍者は、これに気付かなかった。

秘伝を知ってしまったあなたは、これをヒントに
どんどん発展させることで、夢に近付けますよ。

    ☆    ☆    ☆
         
「ああ!こんなスゴイ超秘伝をこんなに簡単に、
しかも無料で教えてしまっていいのだろうか?」

「全国のジャズ教室の先生方、申し訳ありません」
(そのうち、この部分だけ削除しようと思います)
「ですから少しの期間このままでお許し下さい!」
posted by テル先生 at 04:36| Comment(0) | 第1回 スイングって〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月05日

ブルースを弾こう!(3)

NHKジャズピアノ講座(4−4)

誰でも弾けるアドリブの話をします。

「誰でも…」ということは、
       「ピアノ未経験者でも」弾けます。

「お猿さんでも」絶対に弾けますので、
        人間が弾けない訳がありません。

なぜなら…

「わずか1音を、1本指だけでもいいからです」。

         ☆

「今日からあなたもジャズピアニスト」
NHK趣味悠々 テキスト ¥1、260

誰でも「F ブルース」が絶対に弾けます。

テキストの39ページを開いて下さい。

付録CD-9〜11トラックを聴きながら、
     <譜例4−7、8>を練習しましょう。

♪右手は、

1.書いてあるアドリブ・フレーズを弾いてみる。
弾けない人は「ファ」の音だけ弾いていればいい。

2.フェイクしよう。少し自分なりに変えてみる。

3.アドリブで自由に好きなように弾いてみよう。

♪左手は、

1.コードを、書いてあるとおりに弾く。

2.リズムを付けて、自由に弾いて下さい。

 左手を弾けない人は、弾かなくてもいいです。
(これは超初心者の場合。普通は当然弾きます)

♪誰でも弾けるアドリブ方法

38ページ<譜例4−6−1>のスケールを
上行したり、下行したりして遊びましょう。

人生に右往左往している「あなたの心境」を
     音楽で表現すると思って、
  鍵盤上をあっちこっちと「さ迷い」ましょう。

次の順で練習すると、本当に誰でも弾けます。
(付録CD−9〜11に合わせて弾きましょう)

1.「ファ」のみ1音を弾く。

 これは冗談ではありません。ここが肝心!
 1音ということは、メロディーは弾けない。
 「いかに、リズムを作れるか」が重要課題。
 この課題がカッコよく弾けたら以下は楽勝。
 でも、1音だけって、以外と難しいですよ。

2.「ファ、短3度上の♭ラ」2音。

3.「ファ、全音下の♭ミ」2音。

4.上記2、3を組み合わせて3音。

5.「ファ、♭ラ、♭シ」3音。

6.「ファ、♭ラ、♭シ、ド」4音。

7.「ファ、♭ラ、♭シ、ド、♭ミ」5音。
  「♭ミ」は「ファ」から短7度上、または全音下で使う。

8.以上を組み合わせて、自由に、好きなように弾く。

9.最後に「♭5=♭ド(実音シ)」を加えたスケールで…。
  これが<譜例4−6−1>です。6音。

以上は、多少ピアノを弾ける人なら全員出来るアドリブです。

「出来ない」と言う人は、自分でそう思い込んでいる人です。
「自分も弾けるはずだ」と信じて練習すれば必ず弾けますよ。

40年の指導歴で、弾けなかった人は1人もいませんでした。

          ☆

♪「ピアノなんて弾けない」
        と思い込んでいる超初心者へ

左手コードを弾かなくても、右手だけでも充分です。
CDの伴奏があれば、片手で誰でも楽しく弾けますよ。

1本指奏法でも、ベースとドラムに合わせて弾けば、
「今日からあなたもジャズピアニスト」になれます。

忙しいヒロコ先生が作ってくれた大切な教材です。
テキストとCDを有効に使って楽しんで下さいね。
posted by テル先生 at 18:26| Comment(0) | 第4回 ブルーノート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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