2008年10月22日

ジャズ・コード中級課題

NHKジャズピアノ講座(5−1)

「オーバー・ザ・レインボウ」(Over The Reinbow)
を本格的なジャズ・サウンドで弾こうじゃないか!

今回は、新しい企画です。

放送前に「予習をしておこうぜ!」という試みで
   あなたにあらかじめ宿題を出しておきます。

対象者は、
  ジャズ理論を学んだ(または学んでいる)人。

それ以外の人には、まったくわかりません。

理解不可能で当然ですので
      決して落ち込まないようにして下さい。

わからない人、初心者は、前向きに考えましょう。

あなたもジャズ理論を教われば、このような話に
      付いて来れるようになるのですからね。

では、スタートです。

             ☆

「国府弘子の今日からあなたもジャズピアニスト」
NHK趣味悠々テキスト(CD付き)税込1,260円

第5回目、テキストの47ページを開いて下さい。

<譜例5−9−2>1番下の2段、8小節の譜例

「オーバー・ザ・レインボウ」で
        リハーモナイズした例…その2

私が今から指定する音を考えて、
        譜例に書き込んで下さい。

♪第1小節目
「D7」
右手に、あと1音、テンションが入ります。
メロディーが♭9thですから正解は1つですね。

♪第2小節目
「Gm7」
1拍目、右手にテンションを1音加えましょう。
本来は使えない音ですが、ここでは可能です。

3拍目、コード・ネームを付けるとしたら…?
そして左右の手に足りない音を付け加えましょう。

♪第3小節目
「A♭M7」
このままでもいいのですが、コードトーンのみです。
テンションを1つ加えましょう。

「D7」
大切なコードトーンが1つありません。
       左右の手、どちらかに加えましょう。

♪第4小節目
「Gm7」
前の小節「D7」をどう押さえたかによって変わります。

「C7」
テンションが1つ欲しいですね。

♪第5小節目
「Fm7」
このままでもいいですが、テンション1つ入りますね。

「D♭7」
大事なコードトーンが1つ足りません。
            どこに入れましょうか?

♪第6小節目
「C7」
♭7thコードで省略してはいけないコードトーンが
2つも抜けています。
あなたは、どこに入れますか?

♪第7小節目
「F7」
このままでもいいのですが、すべてコードトーン。
テンション1つ使える場所がありますよね。

「B♭7」
3拍目は、テンション1つ入りますよね。
   次の♭9thに上手く流れるテンションです。

♪第8小節目
「E♭」
このままでも間違いではありませんが、
         もう少し音を加えてみて下さい。

     ===========

以上です。
ジャズ理論を学んで、実際に使える人なら、
          このヒントで充分過ぎますよね。

本来なら、言われる前に気付いて、
  自分でやっておかなければいけない課題です。

まったく理解出来なかった人は、
   ジャズ理論を教わると、
     この程度の話ならわかるようになります。

なお、このテキストは「初心者用」です。
なるべく「シンプルに」書いてくれたのだと思います。

しかし、本格的なジャズ・サウンドで弾きたい人は、
      私が指摘したコードで弾いてみて下さい。

充分に満足していただけると思います。


posted by テル先生 at 06:40| Comment(0) | 第5回 リハーモナイズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コード進行の課題

<コード進行の課題>

NHKジャズピアノ講座(5−2)

今回は、新企画(その2)です。

「放送前に予習を!」という試みで
         あなたに宿題を出します。

対象者は、ジャズ理論学習者(中級〜上級)です。
(初心者も自分なりのレベルで挑戦して下さい)

ジャズ理論を学ぶと、
   このような課題が出来るようになります。

では、スタートです。

         ☆

「国府弘子の今日からあなたもジャズピアニスト」
NHK趣味悠々テキスト(CD付き)税込1,260円

第5回目レッスン、4月30日(水曜日)放送予定。

テキストの45ページを開いて下さい。
<譜例5−6>「きらきら星」

この曲に、ジャズのコード進行を付けて下さい。

「何だ、こんな単純な曲か、つまらない」と
絶対に思わないようにね。

メロディーが単純な程、多くのコードが付けられます。

あなたは1つのメロディーに
       沢山のコード進行を付けれますか?

この課題は、ものすごく勉強になりますよ。

46ページ<譜例5−7>を見て下さい。
   この例のようなものを、あなたも作りましょう。

ただし、これは、あくまでも1つの例です。

まだまだ可能性は、沢山ありますよね。

それから<譜例5−7>は、
すべてのコード進行が理論的に説明出来ます。
気分で勝手に付けたものではありません。

ジャズ理論を学んだ人は分析してみて下さい。
勉強になります。1つずつ説明していくのです。

そして、あなたの付けたコード進行も
      すべて理論的に説明出来ること。
「何となく付けました」などの
       「いい加減」ではダメです。

平均的に1小節にコードを2つ、
たまに1つ(3〜4つ)の小節があってもいいですよ。

コード付けの課題は、他の人と、
     まったく同じ答えになることはありません。

どこかの小節が同じになることはありますが、
    基本的には、みんなが違う結果になります。

あなたも自分流のコード進行を付けて下さい。

それがジャズ・ピアニストの精神です。

        ☆

<コード進行付けの心得>(下準備)

まず<形式>を調べます。

A1(8) B(4×2=8) A2(8)

「A1」と「A2」はメロディーが同じですね。

しかし、コード進行は「A2」では変えて下さい。
<譜例5−7>「A1」「A2」を比べてみましょう。

「B」は、4小節のメロディーの繰り返し。

この場合も2回目は部分的、または全部を変えます。
<譜例5−7>を参照して下さい。

          ☆

〜<譜例5−7>レベルのものを作れる条件は〜

同じメロディーに沢山のコード進行を付けられる人。

自分が付けたコード進行に対して、
        すべて理論的に答えられる人。

しかし最初は、理論的に正しくても何か変なのです。

指導してもらえば、ちゃんと出来るようになります。
(学習途上の人は全員、これに当てはまります)

そうすると、この課題を見事に完成出来る人は、
             かなり上級者です。

この課題、決してバカに出来ないでしょう?

しかし、せっかくの機会ですから、あなたも気分だけは
ジャズ・ピアニストになったつもりで、挑戦して下さい。

最初から完璧に出来る人など1人もいません。

初心者でも今はフィーリングのみでいいです。

そのかわり、耳でよーく聴いて、
    自分の感覚にピッタリのコードを選んで下さい。

沢山の課題をこなすと、少しずつ感じがわかってきます。

いつかジャズ理論を教わって、今回の自分の解答を
   明るく笑えるような日が来ることを祈っています。

では、気楽に楽しんで「コード付け」に挑戦しましょう。
posted by テル先生 at 06:25| Comment(0) | 第5回 リハーモナイズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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